2017年02月19日

103.太平洋戦争へ(12)

アメリカ軍による「馬乗り攻撃」。
洞窟にいる日本兵を皆殺しにするための作戦でした。
爆薬を投げ込み、火炎放射器を噴きつける。
洞くつの上を掘削機でこじ開け爆薬を投じる。
こんな非道な作戦が
沖縄戦では何度も何度も行われていました。
戦争の話を続けます。

日本軍が到底かなわぬ米軍の威力を前に
第三二軍の牛島司令官が自決したあと、
残された兵士は言い遺された命令通り戦い続けました。
それも終戦後の9月7日までです。
米軍は「馬乗り作戦」と称して
洞窟・トンネルに爆弾を投げ込み、
ガソリンを流し込み、
火炎放射で焼き払いました。
沖縄は完全に日本から見捨てられていて、
大本営からの増援はなし。
その戦力不足を補うため
15歳以下の少年から60歳以上の老人までもが
兵士にされたと言われています。
また、戦争協力者として師範学校・中学校生徒を
「鉄血勤皇隊」として銃を持たせ、
女子師範学校・高等女学校の生徒を
「ひめゆり部隊」として従軍看護婦に動員しました。
沖縄での民間人の戦死者は9万人以上です。
沖縄県民は米軍に殺されたばかりでなく、
日本軍によっても虐殺されています。
日本軍は、隠れ壕の中がいっぱいになると
民間人を追い出し、食料を強奪し、
乳幼児が泣けば米軍に見つかると言って絞め殺し。
味方であるはずの日本軍に殺された沖縄県民は
800人以上にものぼります。


※引用参考データ:『爆笑問題の戦争論』(2006)幻冬舎、
2010/2/16『琉球新報』15歳の通信兵(4)]悪夢の馬乗り攻撃

posted by Lily at 00:00 | 政治と憲法