2017年01月08日

97.太平洋戦争へ(6)

「三光作戦」。日本人でこれを知っている人が
どのくらいいるでしょうか。
『大辞林』にはこうあります:

日中戦争下、日本軍が行った
残虐で非道な戦術に対する中国側の呼称。
三光とは、
焼光(焼き尽くす)
殺光(殺し尽くす)
搶光(ソウコウ)(奪い尽くす)。

こうした旧日本軍が行った残虐行為については、
誇張された話だとする向きもあります。
だからそれはそれでその可能性を踏まえながら、
私たち日本人は、わが国が、こと他国との関係において
どんな過去をもつのかを把握しておくことが
国際人として必要不可欠だと思うのです。
これより先は『爆笑問題の戦争論』から。

中国に対しても日本は虐殺を行いました。
日本軍の重慶爆撃による死者は1万2000人。
そのほとんどは一般住民でした。
また中国ゲリラ地区の村を
「敵性を有する」として皆殺しにしました。
これが「三光作戦」です。
朝鮮、台湾に対しては「皇民化政策」が行われました。
これは、その民族の言葉を取り上げ、日本語を強制し、
背いた者は暴力によって虐待されました。

戦闘末期、国内の徴兵が限界に達すると、
朝鮮兵、台湾兵は
日本兵の弾よけとして戦場に投入されました。
また創氏改名といって、民族の名前を取り上げられ
日本名を名乗らされもしました。
これは国内の外国人に対しても行われ、
当時巨人のエースだった「スタルヒン」は
「須田博」と改名させられました。
これらの、アジアの国々で日本軍が行った行為が
「大東亜共栄圏」という思想の実態でした。

※引用参考データ:『爆笑問題の戦争論』幻冬舎、『大辞林』
posted by Lily at 11:13 | 政治と憲法